Real Ale Festival(RAF)は英国以外では最大のカスクコンディションエールが集まる(今年は150以上)ビアフェスティバルで、今回が5回目です。カスクコンディション、ボトルコンディションのコンペティションも行われます。

このページは との共同でお送りします。
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3月1日 RAF2001の日々3日目 マディソンからシカゴ
今日の出来事
New Glarus Brewing
New Glarus Brewing Companyを訪ねました。
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このブルワリーで造っているフルーツビールをGABF2000で初めて飲んだのですが、非常にフルーツ風味が出ていて良かった印象が残っていたので、他にはどんなビールを造っているのか気になっていたブルワリーです。
ちなみにそのフルーツビール(他のビールもそうか?)はウィスコンシン州でしか出回っていないという噂なので(シカゴには売っていたという噂もありますが)そんなに飲めるものではありません。

入ってすぐに受付及び売店があり、その上に造っているビール(の瓶だけ)が飾ってありました。
季節醸造を含めて全部で14種類あるそうで、他にフルーツビールが三種類あります。 なぜかフルーツビールは飾ってありませんでした。

ブルワリーツアーで最初に案内されたのは、マッシュタンのある部屋です。 このマッシュタン及びケトルは1960年代に造られドイツで使われていたものだそうで、それを中古で買ってここに運んだということです。 ここで使われているものも銅製でピカピカに磨かれており、一瞬見たときは新品かと思いました。
他にも第二次大戦前に作られたローラーミルや100年前に作られた瓶詰め機など、非常に歴史的な装置が今なお現役で使われているのには驚きでした。

ここで最も印象的だったのは木の樽です。 写真で見えているように二つあり、それぞれでちがうフルーツビール(チェリーとラズベリーだと思う)が造られ、貯蔵されているようです。

見学がの後$2.50(グラス付き)を払ってテイスティングを行いました。
フルーツビール以外のお勧め三種を飲みました。 決して悪いビールではないと思うのですが、フルーツビールの印象が強すぎたためか、あまり感動はしませんでした。 それだけフルーツビールは素晴らしすぎると言うことです。

他のビールを飲むためにNew Glarusの町にあるバーで昼食と共に飲んでみました。
この町はアメリカというより(行ったことないけど)ヨーロッパの様な町で、チーズやソーセージがたくさん売っていました。 一泊ぐらいしてみるのも良いかも知れません。

RAF初日(ホームブルーセッション)
いよいよ今回の渡米のメイン、RAFが始まりました。
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今日は第一日目でホームブルーセッションです。 ホームブルーで作ったリアルエールが並べられ、それを自分で勝手に飲んで、後でどれが良かった投票するというものです。 しかしシカゴへの到着が遅くなってしまったため、ほとんど空になっており少ししか飲めませんでした。

明日からサーブされるカスクが並べられておりワクワクしてきました。 そんな中でちょっと面白いブランドを見つけたので載せておきます。

Real Ale Festival 2001の詳しいレポートは明日から開始します。お楽しみに。

今日のビール
今日のブルーパブテイスティングログ

New Glarus Brewing Co.
1999年のGABFで驚異的なフルーツビールRaspberry Tartの飲んで以来、興味のあったブルワリーで、ウィスコンシンのかなり田舎New Glarusにあります。やはり主力はラガーのようです。 ブルーパブはなく、ブルワーのMark Knoebelさんが案内してくれて、ギフトショップで有料試飲をしました。
Sppoted cow
7〜9%コーン、ライトラガー。ザーツホップ。ライトでホップキャラクターが適度にあるビール。

Edel Pils
オールモルトのボヘミアンピルスナー。ハラタウとザーツホップ。6週間から2ヶ月ラガーリング。モルティ。

Snowshoe
シーズナル、アンバーアイリシュエール。ゴールディングスをドライホップしている。ホップのキャラクターが良い。

Puemples Olde Tabern
Mark Knoebelおすすめの近くの飲み屋。でお勧めのチーズサンドイッチを食べ、New Glarusの瓶ビールを飲みました。
Hearty Hop IPA
カスケードホップアロマはすごくいい。 モルトのアロマも強い。 しぶみはけっこうあるけど、よくできているIPA。

Caffee Stout
とってもスタウトっぽい、穀物っぽい、アロマ。コーヒアロマはおとなしめ(Lakefrontに比べて)感じない。
ちょっとすっぱい。

Uff-da Bock
わずかにモルティなアロマ。あまみ、モルティさのバランスはとてもいい。

今日の買ったビールテイスティングログ

Winter Warmer - The Wild Onion Brewing Co.
ストロングエール、甘味と少しスパイシーなフレーバーがありホップキャラクターはほんのわずか。アルコホリック。とてもスムーズ。意外に良かった。

Crimson Voodoo Ale - Dixie Brewing Co.
メタリックで、ちょっとすっぱい。おかしくなっていたらしい。

Raspberry Tart - New Glarus Brewing Co.
稀に見るすばらしいラズベリービールのみならず、稀に見るすばらしいフルーツビール。色は深い深紅。圧倒的にラズベリーのすばらしいアロマとフレーバーが強力でしかもナチュラル。だれか輸入してください。

今日のベスト
Raspberry Tart (Fruit)- New Glarus Brewing
ブルワリーで飲めなかったので買ってきて旅館で飲んだもの。 強烈なラズベリーの香りと心地よい酸味がなんとも良くバランスされている。
Raspberry Tart - New Glarus Brewing
偉大なフルーツビール。
American Pilsner - New Glarus Brewing
濁りピルスナー。ラガーでバイツェンを作った様な感じ。
etc:3本でも売ってくれぇ〜

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