マディソンに行く前にちょっと遠回りをしてミルウォーキーにある『Lakefront Brewery』を見学しました。
むかし、発電所だったという古い建物を改装した、ミルウォーキー特有のクリーム色の建物に醸造所があります。
ミルウォーキーのニックネームである「クリーム・シティ」はこのようなクリーム色のレンガで造られた建物が多かったことに由来していることは、同社のペールエール『Cream City』のラベルを読んで初めて知りました。
ここはブルーパブはないのですが、ブルワリー見学ができました。 $5払うとパイントグラス付きで3杯まで飲めると言うことで、それに参加しました(とは言っても我々三人とフロリダから来た人が一人の合計四人)。
ところが、案内してくれたお兄さんに気に入られたようで、在庫してあった種類全部(10種)すべてを飲むことができました。
さすがにかつての発電所を改装しただけあって、内部は非常に広く、上から醸造所の設備を一望することが出ます。 醗酵タンクはミルクを入れるタンクを改造したものだそうで、四つすべてが色分けされていました。
また、ラガーリングタンクに人の顔が描かれていたり、変なオブジェが置いてあったりとユーモアたっぷりに造られています。
こちらでは広く普及しているサンケイ・ケグではな旧式のケグを使っていました。 く写真のようにケグ詰めした後に注入口にハンマーで木製の栓をたたき込むそうです。
ここもラガーがを中心としたラインナップで、非常にラガーにこだわっているようです。
エールで造るところが多いスパイスビールにしても、『Holiday Spice Lager』とラガーで造っています。
ブルワリー内をガイドしてくれた人も、確かにラガーにこだわっているようなことを話してくれました。
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今日のビール |
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今日のブルーパブテイスティングログ
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Brewmasters pub
シカゴ空港からミルウォーキーへ行く途中立ち寄ったところ。
- Kenosha Gold
- チェコスタイルのピルスナー(ボヘミアンピルスナー)
かなりグレイニー、ホップフレイバーはかなりある。
- Icemaster
- 伝統的なアメリカンラガーだそうです。ひょっとしてアメリカンラガーって初めて飲んだかもしれない。シトラシーなキャラクターでちょっと渋い。コーンを使用。
- Winter warmer
- ソルベントライクなエステルが特徴的。アルコホリックな感じはしない。
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Lakefront brewery
ミルウォーキーにあるマイクロで、ここのビールは見学でほとんど飲んでしまったのですが、基本的にはかなり典型的なアメリカのフレーバーの強いマイクロビールです。もう一つの特徴は、通年製品に関してはラガーを好んで造っている事で、ホリデービールのスパイスビールも、秋のパンプキンビールも(これは飲めなかったが)ラガー。飲んだ中でエールはコーヒースタウトとペールエールとESB、バーレイワイン、ベルジャンホワイトでした。飲んだ中での代表的な物を
- Riverwest Stain Lager
- 通年製品のダークラガー。モルティでかなり甘味を感じるアメリカンらしい強いフレーバーのビール。とてもスムーズ。
- Cream City Pale Ale
- これも通年製品で強いフレーバーのペールエール。
- Fuel cafe stout
- コーヒースタウト。強力なコーヒーのアロマ。褐色の泡が美しい。フレーバーのバランスがとても良い。
- Beerline (Barley wine) 2000
- かなり強力なアルコール。アセトアルデヒドが強かったような...
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今日のベスト |
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- Riverwest Sten Beer (Amber Lager) - Lakefront Brewery Milwaukee Wisconsin
- ボディがしっかりしていてモルトの味がすごく良く出ていた。
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