- Michigan Brewing
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デトロイトからランシングに向かう途中にあるMichigan Brewingを訪問しました。
小雪の中、デトロイトを後にして西にあるグランド・ラピッズという町に向かいました。
その途中、ミシガン州の州都ランシングの少し手前に、Michigan Brewing Co.はあります。
このブルワリーはあのヒューガルデンを復活させたCelis Brewingを買い取ったそうで、オリジナルブランドの他にCelisブランドのビールも造っています。
デトロイトの酒屋で買ったここのビールはどれも劣化していて、いまいちだったのですが、結構お勧めとのことで結構期待できそうです。
高速道をのインターを下りると目の前にトレーラーなどが給油している巨大なガソリンスタンドが現われます。
このすぐ脇に、醸造タンクのようなものが見え、すぐにブルワリーがあるとわかりました。
このガソリンスタンドに入るようにして進むと目的のブルワリーに到着します。
ブルワリーツアーができるか聞いたところ、ケミカルを回している最中だそうでダメ。
仕方なく外から眺めながらパブでビールを飲むだけにしました。
タップで飲めるビールは全部で12種類くらいありました。
飲む前に少しテイスティングをさせてくれるのでほとんど全部味見をしたことにはなりますが、きちんと注文して飲んだのは6杯だけでした。
全体的にかなり甘い感じで、期待した以上のモノではありませんでした。
一緒にカウンターにいたアンちゃんが、インペリアルスタウトを一本おごってくれたので宿で飲んでみたのですが、12月に造ったということでまだ若く、刺激的で感動するほど良いとは言えませんでした。
こちらはお土産用に何本か買ったので寝かせてからの熟成に期待します。
- Things Beer
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Michigan Brewingの隣にあるホームブルーショップも訪ねました。
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ブルワリーのすぐ隣の建物にあるこのショップはホームブルー用品以外にも、ビールマニアのためのグッズ等を取りそろえてある面白い店です。
ホームブルーショップというよりはビールグッズ店と言ったほうが的確かも知れません。
店内は結構な広さがあり、ビールグッズ売場、ビール醸造用品、ワイン醸造用品と別れていました。
品ぞろえは結構ありそうな感じですが、あまりマニアックなモノはなく標準的な品ぞろえと言った感じです。
6ガロンカーボーイが売っていたので、日本に送ってもらおうとしたところ、送料など色々調べてくれた結果、$100以上するようだったのでやめました。
どうやら海外への発送はしたことが無いようで、日本からの購入は難しいかも知れません。
- Robert Thomas B.C.
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州都ランシングを通り過ぎ、グランド・ラピッズに到着。
まず最初に訪れたブルワリーです。
グランド・ラピッズの街中からほど近い工業団地のようなところに目指すブルワリーはありました。
後でわかったことですが、宿からほんの数キロという場所でした。
周辺では割りと大きな町とは言え、この町の規模が実感できると思います。
パブの営業時間が16:00〜となっていたのですが、到着した時間が5分くらい前。
中には誰もいなく、カウンターのところに行くと、裏のブルワリーから人が出てきて、対応してくれました。
ブルワリーツアーをしたいと言ったところ、快く引き受けてくれ、さっそくツアー開始です。
醸造設備は30バーレル(約3600リットル)というかなりの大きさで、結構圧倒されます。
マッシュタン、ロータータン、ブルーケトルの三釜構成で、ワールプールはケトルと兼用になっていました。
醗酵容器もまた巨大で30バーレルだけでなく、60バーレルのも二台設置されています。
60バーレルのを使うときは段仕込みをするようですが、それは聞けませんでした。
10分もかからなかったくらい早いブルワリーツアーを終え、タップルームに戻ると、カウンター席がほとんど埋まっていました。
無料のポップコーン以外つまみはなく(食べたかったら勝手に注文しろという感じに宅配ピザのメニューが置いてありました)、ビールしか出さないという徹底したバーなので、軽く飲んで帰る人がほとんどです。
こういうスタイルのバーなら簡単にオープンできそうな感じがしました。
肝心のビールですがカラメルが強いのか醗酵が未了なのかわかりませんが、全体的に甘い傾向でした。
中にはワォートを煮ているときの香りのするビールもあり、ちょっとガッカリでした。
- Grand Rapids Brewing
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今日の締めは宿から数百メートルのところにあるブルワリーです。
街中のショッピングセンターの一角にこのブルワリーはあります。
日本で言うとファミレス的な存在でしょうか、家族連れ等で夕飯をとりに来ている人たちが結構いました。
こういう立地条件にあるブルワリーなので、あまり期待できない感はありましたが、お勧め情報があったので行ってみることにしました。
夜なのでさすがにブルワリーツアーはやっていなさそうだったので、外から眺めただけですが醸造装置の大きさは仕込み窯が7bbl、醗酵容器(ユニタンク)7bblと15bblが共に二台ずつありました。
カウンターに座ると目の前にハンドポンプがあってのですが、品切れとのこと。
少しガッカリして違うビールをたのみました。
取り立てて良いビールというのは無かったのですが、Dublin Amber Rye Aleというのがライ麦の風味が良く出ていて結構良かったです。
スタウトはかなり酸っぱくダメダメでした。
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今日の買い物 |
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今日のビール |
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今日のブルーパブテイスティングログ
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Michigan Brewing Co
ミシガンの大手(?)ブルワリー。Celis Brewingをミラーから(ヒューガルデンのオリジナルブルワー、元デクラウスのオーナーでCelis Brewing創設者)ピエール セリスさん付きで購入した会社。 初日に購入した瓶ビールセットはいまいち。
- High seas IPA
- かすかにフェノリックアロマ。ホップ、モルトに関してはそれほどの問題は無いが、酸味がかなりある。
- Mackinac Pale Ale(ケグ版)
- 少々サルファリーなアロマ。そのためクリーンさが欠如。ホップアロマの邪魔にもなっている。
- Peninsula Porter
- チョコレート、グレイニーアロマ。酸味が強い。
- Dry Stout
- グレイニー、ホップコーンアロマ。とてもヴィネガーの酸っぱさが強い。
- Belgian Tripel
- スパイシー、フェノリック、エステリーアロマ。フレーバーにメタリックな感じと酸味がある。
- Celis Pale Bock
- ボックではない。エステリーなビール。酸味、渋みあり。
- Celis White
- フェノリック、スパイシーさはそれほど強くない。酸味(ヴィネガー)が強い。
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Robert Thomas Brewing
Grand Rapidsにあるブルワリー。パブがあるがホップコーン以外の食べ物はほぼなし。かなりのキャパがあるが、開店時間直後には客どころかバーテンダーもいない、いたってのんびりしたパブ。
- Four Seasons Amber
- 少々DMSを感じる。フレーバーはカラメル主体で少々フラットなフレーバー。ホップキャラクターは弱い。
- Kings Cross Porter
- アロマに少しDMS。カラメルとロースティーなフレーバー。かなりドライ。ポータというより、ドライスタウト。
- Lake Effect Stout
- ドライスタウト的にはホップフレーバーが強い。チョコレート、ドライさ、ホップフレーバーがバランス。とてもスムーズなスタウト。
- Forcaster Pale Ale
- モルトエクストラクトのアロマ。とっても甘いワーティーなビール。
- Par "5" Pale Ale
- アロマはおしなべて弱い。ホップフレーバーは強く、キャンディーのような甘いフレーバーがある。苦味も強く、渋みも強い。
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Grand Rapids Brewing
Grand Rapidsのショッピングエリアにある、造りがいかにもアメリカンなブルーパブ。
- Dry Stout
- ものすごく酸っぱい(ヴィネガー)ビール。アロマに強力なDMS。
- River City Red
- アロマにDMSとモルト。ホップキャラクターはとても強い。とても渋い。
- Silver Form
- ピルスナー。アロマ、フレーバー、色すべてライト。コーンが使ってありそう。
- Dublin Amber Rey Ale
- リンゴアロマは弱い。トースティーでチョコレートっぽい。
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今日の買ったビールテイスティングログ
- Imperial Stout - Michigan Brewing
- とてもアルコホリックはビール。かつとても荒々しい。数年のエイジングが必要。
- Centennial IPA - Founders Brewing
- フラワリーなアロマ。強力なホップフレーバー、モルトの甘味も強い。渋みも少々。ミディアム以上のボディあり。
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今日のベスト |
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- Centennial IPA - Founders Brewing
- ホップの香りが非常に良い。
センテニアルホップの香りか?
渋味もなくホップの味もありとても良い。
今日行ったブルワリーのビールの中ではDublin Amber Rye Aleかな?
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