ミシガン州デトロイトを出発、約600kmを走破した我々はいよいよシカゴに到着した。毎年行われるReal Ale Festivalに参加するためである。

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今日の出来事
シカゴへ
いよいよミシガン州を出て、Real Ale Festivalの行われるシカゴへと向かいました。
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カラマズーからリアルエールフェスティバルが開催されるシカゴへと向かいました。 ミシガン州からイリノイ州の間に少しだけインディアナ州を通ります。 ここにはミシガン湖に面したミシガンシティという町があり、そのすぐ横がミシガン湖畔の砂丘公園になっているとのことで、寄ってみました。 さすがに冬ということもあり、浜からかなり先まで凍結していました。 飛行機から見えた湖岸の白い帯はこれだったようです。

シカゴまでの間にいくつかお勧めブルワリーがあったので寄ってみました。 まずはイリノイ州にほど近いインディアナ州にあるThree Floydes Brewingです。 ここはMunsterというイリノイ州との州境に近い町にあります。
到着したのが昼過ぎで、ブルワリーツアーおよびタップルームは16:00〜とのことで、あえなく撤退してきました。 夜にここのビールを飲むことになったのですが非常にホッピーなビールでした。 明日にでも時間があれば再トライしたいと思っています。

そんなわけで少し時間ができたので、シカゴの西にあるTow Brothers Brewingに行ってみることにしました。 こちらにはBrewer's Coopというホームブルーショップが併設されています。 こちらのブルワリーツアーは土曜日のみとのことで残念ながら見ることができませんでした。 仕方なくホームブルー用品をいくつか買ってホテルへ向かいました。

Real Ale Festival - Reception
いよいよReal Ale Festivalの始まりです。
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明日からの本番を前にレセプションが行われました。 宿から電車とバスを乗り継ぎ、会場についたときにはすでに19:00を回っておりすでに始まっていました。 入り口でチケットを買ってIDチェックを受け、チケットとグラスを交換します。 本日はレセプションとのことで、出ているカスクは少なかったのですが、それでも6種類が開けられており、その全てが飲み放題となっていました。

サンドイッチ軽食チーズなど、つまみも豊富に出されていました。 到着が遅くなったので何も食べられないかと思ったのですが、次々と補充されるのでお腹一杯食べることができました。 これで$30はかなりお得に感じました。

本日の目玉はもう一つ。 ホームブルーのリアルエールが飲めることです。 カスク版は自分でハンドポンプを引いて飲むシステムとなっていました。 これだけたくさんのハンドポンプを集めたというのもオドロキですが、ウイスキー樽で熟成させたスタウトなどにも驚かされました。 さらにはボトルコンディションのコーナーもありました。 さすがレイ・ダニエルが住んでいる町だけに、ホームブルーのリアルエールも盛んのようです。 日本でもこういうイベントができるようになると嬉しいかぎりです。

レセプション終了後、明日の本番に使われる会場を見せてもらいました。 こちらには200近いカスクが並べられており圧倒されます。 スタッフのスティーブさんに聞いたところ、今年は231個のカスクを集めたとのことです。 さらに一角にはボトルコンディションのビールも用意されていました。 『今度インペリアルスタウトを造りたいからシカゴ周辺でお勧めのを紹介して欲しい』とスティーブさんに言ったところ、ダウンタウンのRock Bottomのブルーマスターを紹介してくれ、この山の中から一本戴くことができました。

Mike's American Ale House
フェスティバルの後、宿へ戻る途中、スティーブさんに連れていってもらいました。
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このバーは、Great Lakes Brew Newsの表紙にカラー写真が載っていたのですがそれ以上の情報はなく、どこにあるかわからなかった所です。 帰りにちょっとスティーブさんに聞いたところ、興味があるなら行こうとのことで、連れていってくれました。 GPSに残ったデータによるとダウンタウンとオヘア空港の中間くらいにあるようです。 ここではThree FloydesのAlpha KingというIPAを飲んだのですが、非常にホッピーなビールでした。 ここのブルワリーが造るビールは全てホッピーとのことです。

今日のビール
今日のRAFテイスティング(RAF Opening Reception)

Jeffery Hudson Bitter - Oakham
とてもライトな色で物凄く渋い。サルファリー。ホップ、モルトは弱い。

Old Thamper - Shipyard
すこしサルファリーで渋みもそこそこ。イングリッシュビター。

IPA - Yard
シトラシーホップキャラクターが強力でライトカラー。渋みはほとんど無い。

ESB - Deschutes
モルト、ホップのバランスが良。渋みも少ない。

Two Hearted Ale - Kalamazoo
この前飲んだ瓶は強烈に渋かった。がこれは渋みもかなり弱めで良好。

いろんなホームブルー
Kevin Coxさんのビールがなかなか秀逸。特にバーレイワインとウイスキーバレルでエイジングしたスタウトがすばらしかった。

今日のビアパブテイスティング

Mike's American Ale House
Great Lakes Brewing Newsの表紙に写真が載っていたので、興味があったが、どこにあるのか不明だった。Steve Hamburg氏にRAF終了後つれていってもらう。
Alpha King - 3 floyds brewing
すごくホッピーで、渋みがすくない。すばらしいビール。

今日のベスト
Brewmonk's Whiskey Barrel Stout - Kevin Cox (Homebrewer)
ウイスキーの樽で寝かせたスタウト。 ホームブルーでここまで造るか、と驚いたビール。 コマーシャルではAnderson ValleyのBarley Wineが良かった。
Alpha King - 3 Floyd's brewing
ホッピーさがアメリカっぽく、かつ良く出来ていて、スムーズ。

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