Great American Beer Festival(GABF)はアメリカ最大のビアフェスティバルで毎年デンバーで行われています。今回は300のブルワリー、1,200のビールが集まります。そして今年はGABF 20周年です。

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9月29日 20周年のGABF 最終日
今日の出来事
Beer at Home
デンバー周辺では一番大きいと思われるホームブルーショップ、Beer at Homeで買い出しです。
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この店は正確にはデンバーの南隣のEnglewoodという町にあります。 デンバーから自動車で南下してEnglewoodに入ってしばらく走った右手に店が現われてくるのですが、今回はなかなか現われませんでした。 さらにひたすら南下を続けるとやっと現われましたが、以前の雰囲気とは違いますが、確かにBeer At Homeとなっていました。

店内のかなり小奇麗になってレイアウトも変わっていたので、店員に聞いてみたところ今年の2月に引っ越してきたとのことでした。 日曜日が休みと言うことも無いようです。 旧店舗も麦芽の種類が豊富にありましたが新しい店舗ではさらに種類を増やした感じです。 White Labsのピッチャブルイーストをメインに扱っているようで、Wyeast社のものはノーマルサイズしか置いてありませんでした。

面白いものとしては、日本で言うところの『もみ殻』がありました。 小麦の量を多くしたときなどにロータリングの目詰まりを防止する目的で使われますが、ジャポニカ米ではなく長い米のもみ殻のようです。 やはりこちらでは長米の方が一般的なのでしょうか。 なんとも不思議な感じです。

GABF2001 Connoisseur Tasting
本日はConnoisseur Tastingで昼間から開催です。
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このセッションは他のパブリックセッションとは違い昼間に行われます。 以前はメンバーズ・オンリーという名前でAHA及びAOBの会員(とその知り合い)しか入れない様になっていましたが、去年くらいからこのような呼び名で一般の人も入れるようになりました。 ただ入場者を制限するために一般用チケットはパブリックセッションに比べて高く設定されています。 その効果があってか会場にいた人は昨日のセッションに比べてまばらでした。

高い入場料を払ってはいる人もいるという考慮からでしょうか、テイスティング用のカップはプラスティックではなくガラス製になっており、少し高級感が出ています。 また、パブリックセッションでは$3で販売していた出展者及び出展ビールが掲載されているパンフレットもタダで貰えるようになっていました。

コンペの入賞ビールの発表もこのセッションで行われ、リストも配られました。 そのため、最後の方にはメダル受賞ビールに列ができていました。

昨日紹介し忘れた主立ったブースをいくつか紹介しておきます。
こちらはおなじみのAHAです。 ブースにはチャーリー・パパジアンやレイ・ダニエルなど有名な人が何人もいました。 そういえば、ブラックロックではデーブ・ミラーもいましたが、話しかけることはできませんでした。

テントの様なモノがつり下げられている一角はビアガーデンと名付けられたところです。 各入場券(セッションを問わず)に一枚ずつチケットが付けられていて、どれでも好きなビールをひとつだけ6 oz.飲むことができます。 (通常テイスティングは1 oz.) しかしテイスティングだけで十分飲めるので使ったのはこの日だけでした。

Falling Rock
遅いランチにFalling Rockへ行ってみました。
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普段は夜しか行くことが無く、とても混んでいるのでグッズを買うチャンスがなかなか無いということで、昼ご飯がてら行ってみることにしました。 GABFの時期だからでしょうか、夕方でも結構な数の客がいてなかなか座れませんでした。 また驚いたことに、昨日のベストに選んだ『No.23』がすでに無くなっていたのを始め、カスクも一種類しか無くなっていました。

今回GABFに参加した日本人全員(だと思う)で行ったので、記念写真を撮りました。

今日のビール
GABFテイスティングログ

Edmund Fitzgerald Porter - Great Lakes Brewing
すこし酸味がち。あまみは少なくナッティ。

Fremingham Bock - John Harverd's Brew House (MA)
Wilmington Roggen Bock - John Harverd's Brew House (PA)
エステリーでモルティ。違う場所で作ったものが違うかとと思ったら全く同じキャラクターだった。

Lost Coast BarleyWine - Lost Coast Brewery
今年のバレーイワインカテゴリーのゴールドメダル。まるでホームブルーのようなバーレイワイン。みそっぽさが適度。比重高そう。IBU高そう。甘味少ない。

Old Blarney Barleywine - Moylan's Brewing Co.
サンフランシスコの北にあるブルワリー。甘味と苦味のバランスは甘味よりになっているが、とてもよい。インペリアルスタウトも飲んだが、良かった。

90 Shilling - Odell Brewing Co.
甘い、渋い、スコティッシュらしくない。

Abe's Honey Wheat - Phantom Canyon Brewing Co.
とてもいいハニーのアロマ。フレーバーにもハニーがかなり感じられる。ライトボディ。ダイアセチル少々あり、

買ったビールのテイスティング

Allagash Tripel - Allagash Brewing Co.
ニューイングランドから持ち歩いているビール。ここはGABFに出展していませんでした。
ボトルコンディション。このビールはメモをとっていないので正確には良く覚えていない。正統的なベルジャントリプルだったとおもう。ホップキャラクターもそこそこあって、あまり甘くなかったと思う。やはり、何年か置きたいビール。

今日のベスト
The Reverend Belgian Style Quadrupel Ale - Avery Brewing
ベルジャン・トリプルよりも強いビール。少々甘いが強烈で印象に残った。今回バーレーワイン部門で金賞受賞したLost CoastのBareley Wineも良かったが、こちらは一昨日選んだので。
Lost Coast BarleyWine - Lost Coast Brewery
この日は結局、夜のセッションに行かなかったし、「ビアガーデン」という一角でぶらぶらしていた時間が長かったのであまり飲んでません。
ベストというより、印象には残ったビール。

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